礼金って必ず払うものなの?

そもそも礼金は何のためにある?

賃貸を契約する時には、当たり前のように礼金が存在していることもありますが、そもそも何のための費用なのでしょう。礼金の由来は諸説あり、ひとつは大家さんに対する謝礼金説です。これは過去の大震災の際、住むところに困った人が優先的に入居をさせてもらおうと、大家さんにお金を包んだのが始まりと言われています。もうひとつはご厄介説です。高度経済成長期には集団就職というものがありましたが、大家さんに対して子供がご厄介になりますという意味合いで、親御さんがお金を包んだというものですね。いずれも気持ちの面から始まったものですが、今ではそうした背景の存在があまり知られないものとなり、形骸化している節もあります。そのため、何となく支払いをしているという人も多いのではないでしょうか。

必ず払うかどうかはケースによる

では、礼金は必ず払う必要があるのかという問題ですが、支払いに関しては義務ではありません。法律で支払いが決まっているわけでもなく、ただの慣習ですので合意をすることができなければ礼金は不要とされています。しかし支払いを拒否した場合、契約までも拒否されるケースもあるようですので、判断が難しいところと言えるかもしれません。なお、場合によっては交渉をすることで礼金を減額してくれたり、なくしてくれたりすることもありますので、支払いが気になる場合は相談をしてみるのもおすすめです。また、近頃ではそもそも礼金の設定がない物件も増えてきています。したがって礼金を払いたくないという場合は、そういった物件を中心に当たってみるのも良いでしょう。